付加保険料

付加保険料という言葉には、以下の二つの意味があります。それぞれ、何に対しての付加なのかという点が違うため、まったく別の保険料を指しています。言葉が同じで混同してしまいがちですので、注意してください。
(1)保険料の内訳で保険会社の運用費として設定された部分
保険会社に支払う保険料は、純保険料と付加保険料の合計になります。純保険料は保険金や運用に回される部分で、付加保険料は保険会社の運用経費や利益として計算された部分です。
つまり、純粋に死亡保険金や利率運用のために支払う部分に、付加して支払う保険料という意味での「付加保険料」になります。
(2)現在支払っている保険料に上乗せして支払う保険料
保険料を上乗せすることで保障を厚くすることができる保険において、標準の保険料に上乗せして支払う保険料のことを、付加保険料と呼びます。
こちらは、標準の保険料に対して付加する保険料という意味での「付加保険料」です。
このように、まったく意味の違っている二つの付加保険料ですが、(1)は営利事業として保険を運営している保険会社の保険料の内訳において使われる言葉です。(2)は基本的に国民年金の付加年金を受給するための、上乗せ保険料を意味する言葉として使われます。
ちなみに、国民年金の付加保険料は月額400円で、付加年金の受給額は1年間に「200円×付加保険料納付月数」となります。例えば、付加保険料を10年間(120ヶ月)収めたとすると、200円×120=24000円を1年間に受け取ることができます。支払った付加保険料が400円×120=48000円なので、2年以上付加年金の受給を受ければ、元がとれる計算になります。
国民年金の付加保険料は、国民年金基金とは別のものですので注意が必要です。
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